星状神経節ブロック療法(治療)は手のひら多汗症に有効か!?

私は物心がついたばかりの幼い頃から、大量の手汗をかく病気(手掌多汗症)でした。

当時は大量の手汗をかくことがとても恥ずかしくて、それを周りの誰にも相談できないせいで手掌多汗症に関しての知識もないまま、時間だけが流れて大人になっていきます。

そうすると、20歳を過ぎるころに勤めていた会社で、手のひらに大量の汗をかくことが仕事に支障をきたすことを痛感させられ、それをきっかけに藁をも掴む思いで皮膚科で診察を受けてみると、そこで初めて自分が手のひら多汗症という病気であることを教えてもらいました。

その皮膚科ではアルミニウム溶液やプロバンサインを処方してもらったのですが、それらを長らく服用してみても、手汗に対して体感できるほどの効果を得ることができなかったことから、自分でインターネットで色々調べてみると、多汗症に有効な治療として「星状神経節ブロック療法」なるものが存在することを知りました。

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星状神経節ブロック療法とは

星状神経節ブロック療法とは、局所麻酔薬で自律神経のうち交感神経(発汗機能をコントロールしている神経)を一時的にブロックする療法のことです。

多汗症の治療以外でも、アレルギー症状や頸椎椎間板ヘルニア、慢性関節リウマチ、顔面神経麻痺、片頭痛などの上半身の痛みを伴う症状の治療法としても用いられる療法です。

人間の喉には主に上半身の交感神経をコントロールしている、星のような形をした星状神経節という神経節があり、この神経節の近くに局所麻酔薬を注射することで、一時的に交感神経の働きをブロックし、その機能を麻痺させます。

そうすることで暴走して異常な発汗を促している交感神経をおとなしくさせることができ、その結果として自律神経のバランスが整えられ、症状が改善、解消することが期待できるとされています。

星状神経節ブロックの効果

星状神経節ブロック療法を多汗症治療に用いる場合、主に上半身の多汗症に効果的だと言われています。

逆に、下半身(足の裏など)の多汗症にはほとんど効果がないようです。

上半身の交感神経をコントロールしている神経節(星状神経節)をブロックするので、それはそうですよね。

では手のひら多汗症に対してはどうなのか?

私はこれが一番気になるところです。

そこで色々と調べてみたのですが、どうも手のひら多汗症の治療法として用いる場合には、効果のあるないに大きな個人差があるようです。

実際に手のひら多汗症を患っていた身としては、「効果がない」とされるよりも、「効くかもしれない」という可能性があるだけでもとてもありがたいと感じます。

ただ、効いても交感神経を麻酔で一時的にブロックするだけなので、症状が完治するというわけではなく、個人差があるようですが、持続期間は数ヶ月~1年程度だと言われています。

星状神経節ブロックの嬉しいメリット

星状神経節ブロック療法には、異常に高ぶった交感神経を麻痺させることで、治療目的以外の自律神経の乱れからくる様々な体の不調を改善させてくれる、というメリットもあります。

自律神経の乱れからくる症状といえば「不眠」「頭痛やめまい」「食欲不振」などなど、生活に支障をきたすものがたくさんありますよね。

それらも星状神経節ブロック療法を受けることで、もしかすると多汗症と一緒に改善することができるかもしれません。

これは嬉しいことですね。

星状神経節ブロックまとめ

私は皮膚科で受けた治療(アルミニウム溶液とプロバンサイン)が自身の手のひら多汗症に対して効果がなかったため、その後この星状神経節ブロック療法を何度か受けています。

運が良いことに、私の住む田舎にも施術を行っている病院がひとつだけあったんです。

しかし、手のひら多汗症に対して「効果のあるないに大きな個人差がある」というこの治療法は、私の手掌多汗症に対しては効果がありませんでした。

インターネットで調べてみると、「星状神経節ブロック療法の効果が現れるまでには個人差があり、効果が現れるまでに数回、数十回治療を行う必要がある場合もあります。」という文章をよく見ますので、もしかすると単に治療を受ける回数が少なかっただけかもしれません。

当時もっとたくさん星状神経節ブロック療法を受けていれば、今では代償性発汗のせいで若干受けたことを後悔しているETS手術を回避することができたかもしれませんね。

治療跡も残りませんし、未だ重大な副作用の報告もないみたいなので、手のひらやその他(主に上半身)の多汗症に悩んでいて、未だ星状神経節ブロック療法を受けたことがないという方がいましたら、是非一度受けてみてください。

私には効きませんでしたが、試してみる価値は高いと思います。

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