そろそろ「多汗症」って呼び方変えて「発汗障害」や「体温調節機能不全」にしませんか?

多くの人を苦しめている多汗症という病気。

汗をかく部位によって、全身多汗症だったり局所性多汗症だったりと呼び名が変わり、局所性の場合は、更に部位ごとに顔面多汗症だったり手掌多汗症だったりと細分化されています。

以前書いたブログでも簡単に紹介しましたね。

もっと言えば先天性であるか、はたまた後天性であるかによっても分類することができ、前者は原発性多汗症、後者は続発性多汗症と呼ばれ、これらははっきりと区分されています。

知れば知るほどにややこしい病気ですね、多汗症ってやつは。

スポンサーリンク
広告 PC




私は手のひら多汗症でした

ちなみに私は以前、手のひら多汗症を患っていました。

「患っていた」というのは、10年前にETSという手術を受けたことで手のひらにかく汗をピタッと止めることができたからです。

しかし、現在はその手術の副作用である代償性発汗という病気を患ってしまい、手のひらだけに異常にかいていた汗が治った次は、全身に大量の汗をかくようになってしまいました。

そのため、多汗症を手術で治したにも関わらず、未だに気持ちの多汗症のままです。

なんなら手のひら多汗症だった頃よりも、今の方が生き辛い思いをしています。

そこで最近になって、自身の多汗症(代償性発汗)と向き合うためにこうやってブログを書くことにしたのですが、そうすると多汗症について調べることも多くなってきました。

多汗症を学ぶ中でビックリしたこと

まずビックリしたのが、思っていたよりも多汗症を患っている人の数が多いということ。

調べた情報元によっては200人に1人とも、100人に1人とも書かれていました。

そんなに居たんですね~、私と同じ病気を患っている方が。

どうりでツイッターでキーワード検索すると、沢山のツイートを発見できるはずです。

皆さん思い思いの呟きをされていますが、どれも共感できる言葉です。

しかし、私はこれまで生きてきた中で多汗症の人と出会ったことがないのですが、それもそのはずですよね、私も自身の多汗症を他人にひた隠しにして生きてきたのですから。

ほとんどの皆さんがきっと、そうしているのでしょう。

「多汗症」って言葉、軽くない?

そして多汗症について調べていて強く思ったのは、なんとなく‘‘多汗症‘‘って言葉が軽くないか?ということ。

〇〇症っていうと潔癖症だったり、恐怖症だったり、依存症だったりを思い浮かべますが、なんとなく病気の一歩手前というか、そんなに思い症状に聞こえないというか、他人から見たら「頑張ったら治せるもの」に感じるというか。

もちろん潔癖症の人も、恐怖症を持っている人も、何かに依存してしまっている人もそれぞれ相当辛い思いをしているのだと思いますが、同様に多汗症の人間(私)も、頻繁に生きているのが嫌になるほど辛い思いをしていたりします。

体全体に尋常じゃない量の汗をかくってことは、生きていくうえでの制約も多いですしね。

仕事とか、対人関係とか、運動とか、お洒落とか、諦めることも多くなります。

こんなに辛い病気なんだから、もっと重たい言葉にしてもいいと思うんですよね~。

まとめ

多汗症って言葉をもっと重たいものにして、健常な人から「可哀想だね~」とか、「頑張ってるね~」とか、そう思ってもらいたいわけではありません。

それは医療だったり、国だったり、司法だったりに「多汗症は、患う人間が生死を考えなければならないほどに重い病気なんだ」と認識してもらいたいのです。

医療は多汗症患者の神経を切り、特定の部位の汗を止めることで国と患者から多額の治療費を受け取ります。

その結果、代償性発汗という副作用が発症したとしても、「それは手術前に説明したでしょう」と切り捨てます。

実際に私は切り捨てられました。

国は多汗症について、特に何かをしてくれているように感じません。

保護してくれとは言いませんが、もうちょっと多汗症を大きな問題として捉え、病気の人間が生きていきやすい環境を作って欲しいものです。

あと何かで見たのですが、元多汗症患者(現代償性発汗患者)が病院に対して起こした裁判で、最終的に司法は「多汗症でかいた汗はタオルで拭けば良い」と言ったとか言わなかったとか。

そんな甘いものじゃないのですよ、多汗症でかく大量の汗というものは。

そういったものを見聞きしてしまうと、「どこも多汗症の辛さを分かってないんだな~」という気持ちにさせられしまうんですよね。

多汗症がもし「発汗障害」とか、「体温調節機能障害」とか、もっと重めな病名であれば、「ただの汗っかき」という認識は持たないと思うんですよね、誰も。

あと、誰かのブログ?で見たのですが、「多汗症(代償性発汗)患者に障害者手帳を交付せよ」という言葉にも、とても共感しました。

就ける仕事が限られるから収入にも影響しますからね。

多汗症が辛い病気であることを関係機関にもっと強く認識してもらい、できるだけ早期に多汗症患者が生きていきやすい世の中ができることを願っております。

スポンサーリンク
広告 PC