
この時期優先すべきは防寒か?それとも代償性発汗の汗をかかないことか?
これから3月、4月と季節が進むにつれて外気温も上がり、また体中にダラダラと大量の汗をかく毎日が始まるのかと思うと憂鬱で憂鬱で仕方がありませんが、まだギリギリ衣類の調整でなんとかなる今の時期に、汗をあまりかかないからこそ出来ること(日中の外出や家族と肌を触れ合うことなど)を思いっきりやって、後悔のないように今を楽しみたいと思います。
多汗症ラボ.com|手掌多汗症のETS手術による代償性発汗の実態
手汗がひどかった私が胸腔鏡下交感神経節遮断術を受け、その後の副作用で苦悩したり試行錯誤したりする実体験を書き綴るブログです
これから3月、4月と季節が進むにつれて外気温も上がり、また体中にダラダラと大量の汗をかく毎日が始まるのかと思うと憂鬱で憂鬱で仕方がありませんが、まだギリギリ衣類の調整でなんとかなる今の時期に、汗をあまりかかないからこそ出来ること(日中の外出や家族と肌を触れ合うことなど)を思いっきりやって、後悔のないように今を楽しみたいと思います。
多汗症のメリットについて考えてみました。人付き合いに消極的になるため、無駄な人間関係が少ない。結果時間と金を無駄にしない。もし自分が多汗症出でなかったら、もっと色んなしがらみで別の苦しみを味わっていたかもしれない。
もちろんETS手術を受けた結果、多汗に対する悩みが大きく改善したのは私に限ったことではなく、他にも多くの方がいらっしゃることもまた事実でしょう。手術をすれば改善するかも知れない。一方で、今よりももっともっと苦しむことになるかも知れない。二度とやり直せない、そんなギャンブルを、あなたは打てますか?
「ETSを受けていなかったら結婚もできなかったかもしれないし、そうすると可愛い子どもを授かることもなかった。」となるため、素直にETSを受けて良かったと考えるべきなのでしょうが、簡単にそう思えないのは代償性発汗のあまりの辛さのせいでしょう。
数年振りにハンドクリームを塗ってみたのですが、こんなに使い勝手が良くて短期間で手荒れに効くのなら、もっと早くから塗っておくべきだったと後悔するほどに満足しています。今回使用してみたハンドクリームが特別優れているものなのか?
感神経(もしくは自律神経)に何らかの異常も持っていたために多汗症になった(可能性がある)私のような人間は、ETSを受けることで手汗は止まったが、代わりに全身に大量の汗をかくようになったりと、患う病気の種類は変わったが、それでも交感神経の異常は無くならず、敏感なままであり、冬の寒さという刺激(きっかけ)に対し、健常な人に比べると相当過敏であり、そのことが原因で頻尿が酷くなってしまった、、、
この画像だけ見ると、もはやおじいちゃんの手ですね。今年の冬から手袋を付けたまま仕事をするなど対策を施しているにも関わらず、ETSを受けたおかげで全く手のひらに汗をかかなくなったことから、これほどまでにカサついてしまうのでしょう。
多汗症って言葉をもっと重たいものにして、健常な人から「可哀想だね~」とか、「頑張ってるね~」とか、そう思ってもらいたいわけではありません。それは医療だったり、国だったり、司法だったりに「多汗症は、患う人間が生死を考えなければならないほどに重い病気なんだ」と認識してもらいたいのです。
ヒト(人間)に限っていえば、36度前後に体温を保つことが最も効率的に体内の細胞や器官を効率よく働かせることができるため、運動したり外気の暑さによって体内に熱がこもると、その熱を下げるために発汗が促されます。しかし、特になにもしていなければ暑くもなく体温も平熱、そんな状況でもかなりの量の汗をかいてしまう人たちが居ます。私もそのひとりです。
暑い時期、体に汗をかきまくっている状態でも「今の自分はサウナに入っているのと同じ状態だから健康になってるし、ついでに美肌にもなっている」なんて少しでも楽観的に考えることができれば、かなり精神的に救われるでしょう。