実体験!私の手のひら汗は塩化アルミニウム液で止まったのか!?

私は以前、グレード2の手のひら多汗症を患っていました。

「以前患っていた」というのは、今から10年前に手のひら多汗症の手術(ETS)を受けることで手のひらにかく汗はピタっ止まったからです。

※変わりに代償性発汗という手術の副作用で体中に大量の汗をかくようになってしまいましたけどね。

手術を受ける前はいくつかの手のひら多汗症治療を受けていたのですが、それらの中で最も効果があったのでは?と思うのが「塩化アルミニウム液」による抑汗治療です。

私が通っていたのは多汗症の治療を得意としているわけではない普通の病院(皮膚科)だったため、アルミニウム溶液の処方こそしてくれましたが、今思えば効果的な使い方については教えてもらえなかったように思います。

今はインターネットで「塩化アルミニウム液 使い方」のようなキーワードで検索すると、効果的な使い方を丁寧に説明してくれているサイトがたくさん見付るのですが、私が治療を受けていた当時はそんなにインターネット検索は気軽ではなかったんですよね。

当時は皮膚科で教えてもらった通り、「汗をかいていない状態の手のひらに塗って乾かす」という方法でしか試していなかったのですが、それでも多少の効果を感じていました。

そのため効果的な方法でちゃんと塩化アルミニウム液を使いこなせていれば、当時の手汗は止まっていたかもしれませんし、そうすれば手術を受ける必要も無かったかもしれません。

今更しょうがないのですが、塩化アルミニウム液の効果的な使い方について、なぜもっと調べなかったんだろうと昔の自分に腹が立ってしょうがありません。

私はすでに胸腔鏡下交換神経遮断術(ETS手術)を受けてしまったためもう後戻りはできませんが、現在手のひら多汗症で悩んでいる方もたくさんいるいますよね。

そんな方のために、今回は塩化アルミニウム液の効果的な使い方を調べてみました。

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塩化アルミニウム液はどこで手に入れた?

私の場合は皮膚科で処方してもらいました。

随分前の事なのでうろ覚えですが、確か液自体は1000円程度だったと思います。

それに診察料が別途かかりますので、皮膚科で塩化アルミニウム液を手に入れようと思った場合は約2000円程度かかると思われます。

皮膚科で処方してもらうにはまず初診から始まり、症状によって漢方薬だったりプロバンサインだったり、そして塩化アルミニウム液だったりと、担当の医師の勧める順での治療になるかと思います。

ただ私が治療を受けていた皮膚科は多汗症に対しての知識が乏しかったためか病院側からの勧めではなく、こちらから「塩化アルミニウム液というものがあると聞いたのですが、ここにはありますか?」と質問してはじめて処方してもらえました。

後ほど紹介しますが、市販されているもので評判が良いものもいくつかあるようですね。

塩化アルミニウムをどう使った?

病院からの使い方の説明は「手のひらに汗をかいていない状態で全体に塗布し、しばらく乾かしてください。」程度だったと記憶しています。

そこで風呂上りに習字で使う筆を使って乾いた手のひらに塩化アルミニウム液を塗り、その後は手で何もさわらないようにして乾かしていました。

そうすると、だんだんと手のひらに違和感を覚えてきます。

ギュッギュするというか、つっぱるというか、ベトベトはしないのですが、なんだか手のひらの皮の上にもう一枚薄い何かが貼られた感覚とでもいいましょうか。

その後はなるべく何もさわらないように気を付け、そして就寝します。

翌朝にも手のひらの違和感は残っていましたので、洗顔時に手のひらに残った塩化アルミニウム液を一緒に洗い流していました。

そしてこれを、液が無くなるまで毎日続けました。

塩化アルミニウム液を使用してみてどうだった?

使い始めて1週間から10日程度はビックリするぐらい効果がありませんでした。

その間は「本当にこれ効くのかな?」と疑いの気持ちが大きくなるばかりです。

しかし、もうしばらく使っていると塩化アルミニウム液を洗い流した状態でも若干手のひらにギュッギュしたような、つっぱったような感覚が残りだします。

そして僅かずつですが、手のひらに汗をかくにくくなっていきました。

アルミニウム液塗布前は、家に居てリラックスしている状態にも関わらずかいていた手のひらの汗を、塗布後はほとんどかかなくなります。

ただ、気温が高かったり複数人と居る場合にかく汗は止まりませんでしたし、一旦塗布をやめてしまうとすぐに効果がなくなります。

今思えばそのまま塗布を続けていれば更に効果を得ることができたのでしょうが、その当時の情報弱者だった私はその段階で塩化アルミニウム液による抑汗治療をやめてしまいました。

本当に馬鹿でしたね。

塩化アルミニウム液の効果的な使い方

10数年前に短期間、簡単な方法で使用してみただけで若干ですが効果があったと感じた塩化アルミニウム液による抑汗治療ですが、現在になってインターネットで調べてみるともっと効果を得やすくなるであろう良さ気な方法が見つかりました。

当時これを知っていたら、もしかすると私は手術を受けていなかったかもしれません。

①汗をかいていない状態で塗布する

これは私が皮膚科で言われたものと同じですが、やはり基本的なことのようです。

塩化アルミニウム液を用いた手汗治療とは、簡単にいうと「手のひら表面の皮膚を傷付け、汗が出る穴を塞いでしまう」というものなのですが、汗をかいた状態では皮膚の表面に塩化アルミニウム液が浸透しないことが「汗をかいていない状態で塗布する」理由となります。

私は習字で使う太目の筆を使用していましたが、コットンを使用する方が多いようです。

後述の工程のからみもあるため、入浴後、就寝前に塗布するのが一番良いでしょう。

②手のひらに塗布した塩化アルミニウム液を揉み込む

①の作業を両手に施したあと、更に手のひらに塗布した塩化アルミニウム液を揉み込みます。

これは顔に塗った美容液や乳液を肌の奥まで浸透させるために軽く押さえるのと同じ理由からなのですが、顔の皮に比べて手のひらの皮は分厚いため、しっかりと揉み込んで奥の奥まで浸透させる必要があります。

両手のひらをバチンバチンと叩き合わせて浸透させる方もいらっしゃるようです。

こうすることで塩化アルミニウム液が手のひらの「汗腺内の汗」と反応し、それが「水酸化ナトリウム」に化学変化し、さらにそれが「皮膚のタンパク質と反応し角栓を作る」ことで、結果として「角質が汗腺を塞ぐ」こととなり、手汗をかかなくなるようです。

③綿の軍手をはめる

②でしっかりと手のひらに塩化アルミニウムを浸透させたら、綿でできた布手袋(軍手)を両手にはめます。

手袋は安いもので構いませんが、化繊ではなく綿のものが吸汗性が高くていいでしょう。

④軍手の上からビニール手袋をはめる

これで仕上げです。

③で装着した布手袋の上からさらに、ビニールの手袋を装着します。

そして袖口を輪ゴムで縛りましょう。

これは「密封療法」というのだそうですが、こうすることで効果的に塩化アルミニウムを手のひらの皮膚に浸透させることができます。

③のあとに手のひらをサランラップでグルグル巻きにしても同じ効果が得られますが、そうすると指先が使えないなど不便な思いをすることになりますのでビニール手袋が良いでしょう。

100均で10枚入りとかのもので十分です。

ただでさえ手のひら多汗症だというのにビニール手袋で密封してしまうだなんて、大量の汗をかいてしまうんじゃないかと心配だとは思いますが、かいた汗は③で装着した綿の手袋が吸ってくれますので、手のひらに直接ビニール手袋をはめるよりはいくらか快適かと思います。

そして翌朝に手を洗ったらオッケーです。

この①から④を効果が出るまで継続して続けてみて下さい。

効果が出ると1週間以上効果が続いたり、はたまた2~3日で効果がなくなったりする人が居るようですが、どうも効果の継続時間には個人差があるらしいので、色々なペースを試してみて自分に合った塗布間隔を掴んでいってください。

塩化アルミニウムのまとめ

今回ご紹介した塩化アルミニウム液の効果的な使用方法ですが、手術を受けた後に知った私にはもう試しようがありません。

しかし、効果的ではない方法で使用したにも関わらず、完全に止まることはありませんでしたが若干の効果を感じることができた塩化アルミニウム液による抑汗治療なので、しっかりとした使い方で継続して取り組むことにより、手のひらの汗を止める可能性はとても高くなると思われます。

コットンも布手袋もビニール手袋も、どこでもすぐに手に入りますよね。

あとは皮膚科に入って手のひら多汗症の治療を受け、その中で塩化アルミニウム処方を受けるのみです。

もしくは市販されている中で、評判の良い塩化アルミニウム液を使っても良いでしょう。

【日邦薬品】オドレミン 25ml

これは市販品の中では塩化アルミニウム濃度が13%と高く、レビューを見てみても「手汗に効果的」だという声が多いのが印象的です。

そして価格も非常に安価なため、気軽に試してみるのに最適だと思います。

テノール液 30ml

こちらは更に安価ですが、塩化アルミニウム濃度が3.9%となります。

病院で処方されたものやオドレミンだと濃度が濃すぎて肌がかぶれてしまうという方は、低刺激なテノール液を試してみたください。

あとこれは外出先でも気軽に塗布できる容器に入っているそうなので、家に居る時にオドレミンで抑汗して、外出先にはテノール液を持っていく、と使い分けるのも良いでしょう。

私が手のひら多汗症だった頃にもっとインターネットが普及さえしていれば、塩化アルミニウム液の効果的な使い方も知れたでしょうし、オドレミンやテノール液を試してみたりもしたでしょう。

今さら嘆いてもしょうがいないんですけどね。

今回調べたオドレミンやテノール液って代償性発汗でかく汗には効果がないのでしょうか?

どちらも安く手に入るため一度試してみましょうかね。

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